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尾池のブルーマンデー憂さ晴らし

ヴァイオリニスト 尾池亜美

第80回

巨大デザートの襲来

こんにちは! 憂さ晴らしのお時間です。
先週はまたまたアウトリーチ! 帰国一回で二度もやらせて頂いて心から嬉しいです。
神奈川県は本郷台小学校。
ここではヴァイオリニスト高木和弘率いる、リリス チェンバー オーケストラに参加させて頂いての公演。
 
リリスチェンバーは、毎年密度の濃い弦楽合奏のコンサートで、地元のお客さんの心を鷲掴みにしています。高木氏の音楽性は、情熱と理性が支え合ってタワーを作っていくような、高さのある音楽だと感じます。
 
高嶺の花ではなく、崇高さという意味の高さで、それでいて、皆の心にしっかりとどく。テレビ局の電波塔のような感じでしょうか。違ったらごめんなさい、高木さん。笑
 
 
オーストリアはグラーツに帰ってきました。
ウィーン空港に着いてすぐ、軽くおやつを頂こうと思ったら、巨大デザートの襲来に逢いました…
写真はあくまでイメージです、という文句がピッタリです。
 
グラーツは南オーストリアの、Steiersmark, シュタイヤーズマーク州に属しています。電車に一時間乗ればスロヴェニアのマリボルという町につくほど、南に位置しています。
 
風景も農産物も、なんとなく東欧寄り。町の周り一帯が農家なので、野菜や肉類がとても新鮮。最初の日に泊まったペンション(立地は街中)も、トラディショナルな料理が売りのレストランがあり、日曜夜の遅くまでやっていて、お客さんで一杯でした。
Zur Steierstub'nというところです。
万が一グラーツにいらっしゃる際は、ぜひここへ。笑
 
今日からまた集中的にレッスンが始まります。今月に入って姿勢が変わり、それに伴い弓の持ち方、ひだりゆびの押さえる位置が変わり、音もだいぶ変わったはずで、先生に見てもらうのが楽しみです。
 
頑張りまっせ。
皆様よい一週間を!

© 2014 by アッコルド出版

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