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ハーピストSANAEのハープ革命

第32回「青空と虹」

こんにちは。

エレクトリックハープのSANAEです。

アッコルドが4周年を機にリニューアルしました。

グルーヴとクロスオーバー。

 

それぞれの様々な音楽家、評論家、聞き手の方々に

百人百通りの解釈があると思いますが、

様々な角度からも深いテーマだと思います。

 

私のセカンドアルバムでは

ジャンル分けの難しい、

様々な要素のたくさんミックスされたものを発表しています。

それらはクロスオーバーしようと思って作ったものではないのですが

 

厳密にクロスオーバーというものを極めたり、深めたりすることは

ものすごい年月がかかることでしょうし、

目標に近づくと、また新たなものが見えてきたりして

ゴールはないのかもしれませんが、

今、その時の自分を表現して発信しています。

 

今月は9日東京でコンサートを開催予定です。

クラシックの名曲をボサノヴァやロック調にアレンジしたり、

プログレにしたりと、

多彩なエレクトリックの音色とともに

様々な試みをしてみようと思うのですが、

 

今回のコンサートは、

2台のエレクトリック・グランドハープでのデュオという

世界的にも珍しい組み合わせ。

 

共演のハープ奏者である、斎藤葉さんは

ハープ界の重鎮のお一人であり、

リサイタルなどの演奏活動のほか、

クラシックコンクールの審査員や、

日本ハープ協会の理事をされていたりと、

クラシックハープ界においても名の知れた方です。

 

先日の夕刻、雨と雨の間に

一瞬だけ青空と虹が見えました。

(写真)

青と虹、ブルーとレインボー。

今回のコンサートで使うエレクトリックハープの楽器名は

偶然にも「The BLUE」と「RAINBOW」という機種名です。

 

ハープはソロ楽器であり、

普段は二人必要のない楽器同士として扱われてることが多いように思います。

ソロ気質、性質がそれぞれに強いので、

なかなかピタリと相性の良い方に巡り合うことは稀かもしれません。

 

斎藤葉さんも、私も、

それぞれの背後にある音楽のフィールドが全く違う、

異なる性質の、感性のの持ち主同士のデュオ、

それが、無限に様々な音色を創り、

引き出すことのできる、エレクトリックハープという楽器で、

ジャンルもアレンジも様々な要素が入った、

いろいろな意味でのクロスオーバーの世界の1ページを

夕刻に現れた「青空と虹」のように融合し

お聞きになる方も、演奏車も体験できる公演を目指しています。

 

よろしければ、ぜひ、お待ちしております。

 

概要

「最強のエレクトリックハープデュオ、誕生」公演

2016年9月9日(金)19:30開演、18:30開場

会場:BLUE MOOD(汐留)03-3249-6010

前売¥5000(1ドリンク付)、当日¥5500(1ドリンク付)

 

出演

エレクトリックハープ Yo Saito & SANAE

ギター:伊藤雅昭、ベース:松本シンジ、ドラム:渡辺一史

 

協力:株式会社銀座十字屋

後援:日本ハープ協会、高田ハープサロン

SANAE(ハープ奏者)

 

日本におけるエレクトリックハープの第一人者として、本邦初の立奏スタイルを採用し、これまでになかった斬新で革新的なハープサウンド、ステージ、新しい演奏テクニックをも生み出す新しい可能性を拓くハーピスト。

 

エレキハープ、エレアコ・ハープ、グランドハープ、レバーハープ、シングルアクションハープ等の様々な種類のハープを弾きこなす。

 

東京音楽大学出身、これまでにハープを篠崎史子、島崎節子、吉田みちこの各氏に師事。

 

最近では2012年ベトナムフェスティバル・メインステージへのソロ出演、2013年7月エレキハープでのライブアルバム「SANAE/SOUHAIT」をリリース。レコ発ライブツアーを東京ほか、全国で3公演開催。

 

現在、日本全国でソロ活動のほか、イベントやライブ、フェスティバル、メディア等への出演や、レコーディングなど、ポップス、ジャズ、ロック、エレクトロ、ダンスミュージックにソウル、映画音楽やクラシック、ミュージカル、民族音楽、ワークショップ講演など幅広く活動中。

 

2014年はFMやまと「大和でNANANA ハーピストSANAEのCome☆音!」番組パーソナリティ。

 

セカンドアルバムリリースの予定もされており、これまでになかったダイナミックで迫力ある斬新なハープの表現が注目を集めている。

© 2014 by アッコルド出版

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